Badminton Team COCCO CLUB

神戸のバドミントンチーム「COCCO CLUB」のブログです。

白ケントのBAD教室 vol.3

※元々、練習日とリンクしながら書かれた内容のため、文章中に「昨日」や「後日」といった表現がありますが、そこはまあ、ザックリ理解して読んでください。あえて改変せずに掲載させていただいています。

ダブルス講座(第3回)『前衛とサイドバイサイドの動き方』

昨日のことを振り返ります。

トップアンドバックにおける前衛の動きは大体イメージできたかと思われます。昨日は「では後衛がクロスにスマッシュを打った場合は?」というケースの前衛の動きをやりました。
ラウンド側に球が上がってきたとしましょう。
前衛は後衛と縦のラインで重なるようにポジションを取ります。ここからの動き方で説明します。
後衛がクロスにスマッシュを打つということは、リターンの1番早い球はストレートドライブですね。ということは、前衛は後衛の打つ球がクロスだと分かった瞬間に横に移動しなければいけません。フォア側の半面の真ん中ですね。かつ、相手のラケットの面も見てくださいね^^
これで前衛の基本的な動きは終わりました。
みなさん頑張ってください^^

次にサイドバイサイドのポジショニングです。
今度はレシーバーになったとイメージして下さい。
あなたはラウンド側にロブを上げたとします。相手はトップアンドバックで前衛・後衛共に縦のラインに重なってきました。
ならばストレートは危険です。レシーバーは常にドライブ・ロブでのカウンターを狙いましょう。つまり、フォア側に返すことです。
ショットの狙いはカウンター。では、ポジションは??
半面の真ん中に1人ずつ!ではありません。
あなたが自分のコートの右側の選手とします。
あなたは、半面コートの真ん中から1歩(小さい人なら2歩)右側に移動します。これなら、相手がラウンドからどれだけコースの良いスマッシュを打ったとしても最悪ストレートドライブでリターンできます。「でも、それを前衛は狙っているんでしょ?」と思うと思います。
なら、その球をクロスに打ちましょう。前衛につかまるのが今のあなたは分かっているのですから。
前衛からしたら「読み通りのドライブが来た!」
あなたからしたら「相手の読みをさらに読んでカウンターを打つ!!」という感じですね。心理的には。
そしてあなたのパートナーの動きですが、コートのセンターラインをまたぐようにポジションを取ります。当然カウンターを狙いますからフォア持ちですね。(逆ならバック持ちです)

ラウンドからクロススマッシュが来た場合は足を運んでリターンしましょう。クロスは球足が長いので追いつけないことはありません。足を運んでいる時にラケットをバック持ちに変えてください。

以上のことを行いました。
ダブルスは読みあいです。普通に考えたらコートに2人いるわけですから、なかなか攻めきれないし守りきれません。
だから、極端なポジションが必要になります。
2人でポイントを取りに行くわけです。それには個々のレベルもありますが、お互いにお互いを活かそうとする姿勢が大事だと僕は思いますね。